【企業向け】太陽光発電設備を設置してよかった? 自家消費型太陽光発電の成功例と後悔しないための対策

環境配慮型の経営を実現すると同時に、電気代を削減し経営効率化も期待できる自家消費型太陽光発電。ソーラーパネルを設置しているビルや工場は珍しい存在ではなくなり、一見すると企業にとってメリットが多そうな印象があります。

しかし、実際には発電規模や業種によっても導入パターンはさまざまで、なかには太陽光発電設備の導入で「思ったよりうまくいかなかった」という企業も存在します。

今回は、これから太陽光発電の導入を検討する企業の方の参考となるよう、以下の内容について解説していきます。

本記事のおもな内容
  • 自家消費型太陽光発電でうまくいった企業の成功事例
  • 導入前に押さえておきたい失敗事例を把握
  • 有効な解決方法や具体的な対策の一例

自家消費型太陽光発電設備を導入した企業の成功事例

はじめに、自家消費型太陽光発電はどのような企業が導入しているのか、また、それによってどのような効果が得られているのか成功事例を紹介しましょう。

【サニックス】自社工場に完全自家消費型太陽光発電導入(岡崎工場)

画像引用:【サニックス】自社工場に完全自家消費型太陽光発電導入(岡崎工場)|PR Times

福岡県に本社を構え、住宅設備の販売や施工を手掛ける「サニックス」では、愛知県岡崎市にある工場へ自家消費型太陽光発電設備を導入しました。発電容量は99.84kW、自家消費量は年間77,688kWhにのぼります。

同社では「サニックス長期ビジョン2030」を発表し、このなかで「2020年比でCO2排出量を50%削減する」ことを目標として掲げています。そしてその目標の達成に向けて、発電過程でCO2排出がほとんどない太陽光発電を導入することで、再生可能エネルギーの活用を進めています。

シモハナ物流グループ4拠点に自家消費型太陽光発電設備を導入

画像引用:シモハナ物流グループ4拠点に自家消費型太陽光発電設備を導入|PR Times

さらに、広島県に本社を構える「シモハナ物流」では、国内4か所の物流拠点の屋上へPPAモデルの自家消費型太陽光発電設備を導入。PPAは第三者所有モデルともよばれ、PPA事業者に対して電力使用料を支払う代わりに初期費用0円で太陽光発電設備の導入が可能です。

同社の設備には、自立運転機能が備わったPCS(パワーコンディショナー)が採用されており、停電時には非常用コンセントへ供給できるシステムとなっているため、BCP対策にも効果を発揮します。

上記2社のように、自社の課題に沿って太陽光発電を導入した企業では「太陽光発電設備をつけてよかった」という結果につながっています。

関連記事:PPAモデルによる太陽光発電の仕組み|メリット・デメリット・自家消費型との違い

複合的なメリットが太陽光の魅力
  • 事業で使用する電気料金の削減
  • CO排出量を削減
  • 税制優遇や補助金が利用できる
  • 非常用電源としての活用
  • (工場や倉庫など)屋根の断熱性向上による暑さ軽減

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自家消費型太陽光発電で後悔するのはどんなケース?

自家消費型太陽光発電の導入は、必ずしもすべてのパターンが成功に繋がるとは限らず、導入したことを後悔する企業も存在します。どのようなケースが考えられるのか、典型的な4つのパターンに分けて解説しましょう。

1.電気代が予想より下がらない

業種や企業規模によっても消費電力量はさまざまです。そして、自家消費型太陽光発電は、設備の規模によっても発電容量は大きく異なります。

もし、大規模な工場などで電気を使用するとなると、必然的に膨大な電力が必要とされます。しかし、工場の規模に対して発電容量が小さいと、自家消費型太陽光発電だけでは自社の電力を賄いきれず、従来どおり電力会社から購入することになります。

その結果、消費電力に占める自家消費型太陽光発電の割合が低くなってしまい、せっかく設備を導入したのに電気代が思ったより下がらない、といった事態になるのです。

2.雨漏りなど屋根のトラブル

屋根や屋上へ太陽光発電設備を設置する場合、施工が不十分だと雨漏りが発生するケースがあります。

たとえば、一般的な屋根材の上に太陽光パネルを設置する際には、野路板にビスを打って取り付けるケースがほとんどです。しかし、ビスを取り付けるための穴を開ける場所が適切でなかったり、防水対策が十分でなかったりすると屋内に雨水が侵入してくることもあります。

さらに、太陽光パネルは1平方メートルあたり15kg前後のものが多いですが、架台などの部材を用いて複数枚のパネルを屋根に敷き詰めるとなると、総重量は数百kg以上になることも。屋根の形状や構造によっては、太陽光発電設備に耐えられないことも考えられ、最悪の場合構造物にダメージを与えてしまうこともあるのです。

Point
屋根や建物の耐久性もふまえて設計できる技術を持った業者へ依頼しましょう。

3.補助金が受けられなかった

太陽光発電設備の導入では、「PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業」をはじめとして、さまざまな補助金や助成金の対象となることがあります。しかし、実際に補助金を受け取るためには、さまざまな条件をクリアしなければなりません。

導入企業が申請の条件を満たすと認識していても、実際には経営面の細かな要件がクリアできておらず申請が認められないというケースも想定されるでしょう。また、各補助金には予算が設けられているため、上限に達してしまうと、本来は審査に通る企業でも通らない可能性が出てきます。

Point
補助金を受け取る可能性を高めるためには、導入計画にもとづいて早めに準備をすることや、複数の補助金に応募することなどが考えられます。

4.その他想定外のトラブル

自家消費型太陽光発電を導入した後、上記で紹介した3つのポイント以外にも想定していなかったような、さまざまなトラブルが生じるケースがあります。

反射光による近隣トラブル

たとえば、太陽光パネルからの反射光による近隣トラブルです。太陽光パネルの表面はガラス素材でできているものが多く、光沢のある素材のため光を反射しやすい特性があります。

太陽光パネルを住宅街やオフィス街に設置したことで、近隣住民へ反射光が差し込み、苦情を受ける可能性はゼロではありません。反射光が差し込む先は時間帯や季節によっても変わるため、設置場所の選定には慎重な判断が求められます。設置業者の経験値も大事になるでしょう。

建物の外観を損なう可能性

太陽光発電設備はパネルだけでなく、キュービクルやパワーコンディショナー、蓄電池といった機器もあわせて設置することがあります。これらを屋上や壁際へ設置した場合、建物全体を見た時の外観を損なう可能性があるでしょう。

また、それぞれの機器を接続するためには配線も不可欠です。施工に不慣れな業者へ依頼してしまうと、乱雑な配線によりこちらも外観を損なう原因になります。手慣れた業者であれば、建物の正面からは見えにくいような配線や、機器の配置をしてくれるでしょう。

関連記事:自家消費型太陽光発電の見積もり損しないためのポイント|ハウスプロデュースのシミュレーション作成の流れも解説

施工不良による劣化や破損

太陽光発電設備を長期間維持していくためは、施工業者選びが極めて重要です。

上記でも紹介したとおり、施工に不慣れな業者へ依頼すると外観が損なわれることも少なくありません。また、外観の問題だけでなく、施工不良によって設備そのものの劣化を早めてしまったり、破損に繋がったりするケースもあります。

ソーラーカーポートの設計不備

駐車場スペースを効果的に活用する方法として、駐車場の屋根に太陽光パネルを設置する「ソーラーカーポート」があります。

屋根や屋上に設置する場合に比べると施工の難易度も低く手軽に導入できるのが魅力ですが、設計に不備があると車の入出庫がしづらく、設備に車をぶつけてしまう可能性が出てきてしまいます。

関連記事:【法人向け】ソーラーカーポートとは?|駐車場に設置する太陽光発電のメリットと注意点

自家消費型太陽光発電の導入に失敗・後悔しないための対策

自家消費型太陽光発電は、上記で紹介したようにさまざまな要因によって失敗や後悔をするケースが考えられます。このような事態を防ぐために、どのような対策が求められるのでしょうか。上記で紹介したパターンに応じて有効な対策方法の一例を紹介しましょう。

自家消費率などを加味したシミュレーションを実施

シミュレーションのイメージ
  • 自社の事業ではどの程度の発電容量が必要なのか
  • 太陽光発電設備を設置する場所に応じてどの程度の発電容量が期待できるのか

上記の内容をシミュレーションしておくことが重要です。これにより、自社で消費する電力のうちどの程度を太陽光発電で賄えるのかがわかり、削減が期待できる電気代も算出可能です。

ただし、発電容量が大きいということは太陽光発電設備も大規模であり、設置費用が高くなることも意味します。自社にとってどの程度の発電容量が適切なのかを計算し、適切な規模の太陽光発電設備を導入することが重要です。費用面と発電量のバランスを加味した提案をしてくれる業者の選定も大切になるでしょう。

雨漏り対策や重量計算も重要

太陽光発電設備の導入実績がある業者であっても、必ずしも屋根上や屋上への施工ノウハウが豊富とは限りません。なかには、野立て工事(屋根ではなく地上への設置)しか施工経験がない業者が存在し、屋根や屋上への設置で最適な設計にならない可能性も考えられます。

そのため、屋根への設置やリフォーム経験のある施工業者へ相談し、十分な雨漏り対策や設置前の重量計算を行ってもらうようにしましょう。太陽光設置お任せ隊を運営している「株式会社ハウスプロデュース」はこれまで12,000棟の屋根修繕実績があり、屋根上への太陽光発電設備の設置も安心してお任せいただけます。

太陽光発電でわからないことがあればお気軽にご相談ください!

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補助金申請の代行も可能な業者を選ぶ

企業が太陽光発電設備を導入するにあたって、補助金が利用できれば経済的なメリットを大きくできるでしょう。

しかし、そもそもどのような補助金があるのか調べたり、詳細な条件まで確認したりすることは簡単なことではありません。オーナー自身が補助金の申請を行えない、または申請後に不備が発生するケースも多いため、申請業務の代行も依頼できる業者を選ぶのがおすすめです。

また、万が一のことを考え、補助金を受けられなかった場合には契約を変更できるか、といったことも事前に確認しておきましょう。

想定外のトラブルにも対処できる信頼性の高い施工業者を選ぶ

施工不良による劣化や破損といったトラブルや、外観に配慮した設置工事、反射光による影響を事前にシミュレーションするなど、起こりうるトラブルを事前に予測し、適切に対処できる施工業者選びが重要です。また、先述したソーラーカーポートの設置においても、車庫入れしやすいカーポートの設計が求められます。

ハウスプロデュースはこれまで多くの太陽光発電設備の導入を支援してきた実績があり、キュービクルやパワーコンディショナーの設置位置や配線にも細心の注意を払って作業を行います。また、設置後に万が一施工不良が判明した場合でも、20年間の施工保証を提供しています。

関連記事:自家消費型太陽光発電の工事|資格・期間・費用|ハウスプロデュースへ依頼するメリット

まとめ

今回紹介してきたように、自家消費型太陽光発電の導入に失敗するケースはさまざまなパターンがあります。しかし、いずれも十分な下調べや比較、シミュレーションをしておくことで失敗を防げるのも事実です。

また、太陽光発電設備の導入では、高度な施工技術と豊富な経験が求められます。設置を依頼する施工業者によっても、設備の耐久性や保証内容に違いが出ることがあるため、複数の業者を比較してみるのもおすすめです。

当社・ハウスプロデュースは、これまで多くの施工を手掛けてきた実績があるため、安心して依頼いただけます。「どの業者を選べば良いかわからない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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 執筆者
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太陽光設置お任せ隊編集部
太陽光発電及び屋根工事のプロとして全国で5,000件以上の産業用太陽光発電の企画・設計・施工管理を手がける太陽光設置お任せ隊の記事編集チーム。豊富な実績より培ったノウハウと専門家からの取材に基づいた情報を初めての方でも分かりやすくお伝えします。現在、第一種電気工事士・宅地建物取引士・一般耐震技術認定者・エネルギーマネジメントアドバイザー等有資格者が在籍。
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