施工ブログ

宮城県|水産加工工場の自家消費型太陽光発電

本日は宮城県の水産加工工場に自家消費型太陽光発電の設置するため現地調査に行って参りました。

こちらの工場には6面の屋根があり、合計650枚ほどのソーラーパネルを設置予定です。

パネル容量にして220kWの案件です。

こちらの工場は面の屋根に650枚程のパネル容量にして220kw設置予定です。

着工日は補助金の申請などの兼ね合いで夏頃を予定しています。

今回の現地調査では下記を確認していきます。

  • 設置枚数
  • パワコン等の機器の取付位置
  • 配線経路
  • キュービクルの改造
  • 荷揚げの方法

屋根の形状と状態の確認

3階の屋根部分

3階の屋根部分からの写真です。

建物の形状に伴い屋根面はそれぞれ異なる方向を向いています。
屋根面の方向に伴い、ソーラーパネルを設置する方向にも工夫が必要になります。
また、パネル枚数にも違いが出てきます。

基本的に屋根面の方向とパネルの短手が同方向に設置します。
そして屋根のハゼ同士のピッチと数を正確に計測し、設置枚数を確認します。

基本的に屋根の流れ方向とパネルの短手が同方向になります。
この山のピッチと山の数を正確に測り、設置枚数の確認をします。
ここで正確な計測ができていないと、設計通りにソーラーパネルを配置できなくなります。
また、設備の強度にも影響を及ぼしますため地味ですが重要な作業となります。

自家消費を前提とした太陽光発電の設置には、パワーコンディショナーだけでなく施設での電気使用量を考慮してパネル容量も算出しなければなりません。
乗せれるだけ乗せればてしまえば、発電した電気を消費しきれず無駄にしてしまったり、屋根に余分な負担をかけてしまい雨漏りなどのトラブルを引き起こす可能性があります。

また、運用後のメンテナンスの事も考慮し、管理用通路のスペースも確保しなければいけません。
運用後のメンテナンスを考慮してしっかりと管理用通路を設けることがトラブルを防ぐポイントです。

屋根(建物の影が出来る部分)

この写真のように、建物の影が出来るところにはパネルの設置は控えるように設計します。

ソーラーパネルの1箇所に影がかかるとストリングによって連結されたソーラーパネルの発電効率にも影響を及ぼします。
時間帯によって日が沈むことで影の角度が変化することも考慮しなければなりません。
この時間帯で午後1時でしたので、影の部分に設置すると約半日は発電効率が悪くなってしまいます。

最も効率よく発電するように設計し、お客様に提案する事が最重要ポイントです。
屋根の上に綺麗に整列して並べるのが良い提案とは限りません。

屋根の測量が完了したところで、荷上げの手段を検討します。
今回のように大規模な施設の場合は、クレーンを使用して屋根にパネルを一気に引き上げます。

クレーンの設置場所やパネルを積載したトラックを駐車する位置の確認を行います。
荷上げ作業は、お客様の仕事の邪魔にならないように工場が休みの日に設定します。

パワーコンディショナーの設置位置の検討

パワーコンディショナーの設置位置

次はパワーコンディショナの設置位置の検討です。

パワーコンディショナは、上の写真のように建物の壁面に取り付けます。
写真の左下にキュービクルが設置されているので、キュービクルの近くにパワーコンディショナを設置します。
なぜなら、キュービクルとパワーコンディショナの位置が遠ければ、発電ロスにつながります。
ケーブルを太くする方法で発電ロスを防ぐこともできますが、材料費はお客様が負担されるため無駄なコストを極力省きます。
また、壁面部分にはさまざまな機器や配管等が取り付けてあるので、既設物の邪魔にならないよう配置を決定します。

パワーコンディショナの位置が決まれば、電気配線のルートや電線の保護に使用する材料もせいています。取り付け方法や壁の下地も確認して金物の選定も同時に行います。
設置場所によっては足場を建てて、安全に作業できるように設計します。
足場は工事の際にスムーズに作業を行えるように昇降足場も設置します。

キュービクル内部の確認

キュービクルの内部

最後はキュービクル内部を確認して太陽光発電の電源の導入位置を検討します。
上写真がキュービクルの内部です。
この中に、太陽光発電に必要な機器の設置場所を検討します。

キュービクル内部は非常に危険な場所なので、もっとも時間をかけて慎重にミスがないように調査を進めなければいけません。
ここで、ミスをしてしまうと工場が停電状態となりお客様に多大な損害とご迷惑をおかけしてしまいます。

キュービクルの改造工事の際は、感電する可能性があるため停電して作業を行うのが基本です。
その間、工場は電気を使用できなくなりますので工事作業は時間を短くできるように工夫が必要です。
今回の工場は水産加工なので、冷凍設備など多数設置されています。
停電時間が長くなることで商品が傷んでしまう可能性があるため、キュービクルの工事は通常の現場よりもスピードと正確性が求められます。
一見当たり前のように思えますが、太陽光発電の現場に慣れていなければ意外と見落としてしまうポイントでもあります。

お客様の事業の特徴に合わせて作業内容も検討することが重要です。
また、キュービクルの改造工事はもっとも注意を払わなければならない部分になりますので、現地調査では内部の写真も沢山撮影し設計に役立てるようにします。

おわりに

ここまでで、現場の調査は終了になります。
この後、お客様との打ち合わせをして工事に必要な情報をヒアリングさせていただきます。
本日はここまでの作業で3時間かかりました。
この情報を持ち帰り、本設計しお客様にご提案する資料を作成します。

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