施工ブログ

兵庫県|マンションの自家消費型太陽光発電|ブレーカー調査

本日は、マンション屋上設置の太陽光発電現場調査です。
既設電気設備調査のため現在の設備内容を確認させていただいたのですが築30年の建物ですので同時に点検もさせていただきます。

オーナー様の許可を頂き、弊社電気工事資格者がを見させていただきました。
点検したところ、数か所不具合を発見しました。

端子台の錆

分電盤の中(端子錆部分)

写真の黄色い枠の部分の端子が錆びています。
この部分だけ錆が進行しており危険な状態です。

原因として電解腐食が考えられます。俗に言う電食(でんしょく)と言われるものです。
字の通り、電気により金属が腐食することです。写真の端子のように異種金属を接合すると電食が発生します。金属同士で電位差があり、電位差が大きいほど電食が起こりやすくなります。また、湿度が高い時も電食が発生しやすくなります。

このままの状態だと錆部分が発熱を起こし、最悪の場合発火して火事の原因となります。 端子台ごと交換するようオーナー様には提案いたします。

ブレーカーの腐食

ブレーカーの腐食

写真のように、ブレーカーの端子部分が白く腐食しています。
表面がここまで腐食していると、中まで腐食している可能性があります。
これも、電食によるものでブレーカーを交換するご提案をしたいと思います。

ケーブルの破損

ケーブルの破損

写真のケーブル部分3か所の破損を発見しました。
3か所ともケーブルの被覆が溶けたような跡があり、右側のケーブルは完全に銅部分が見えています。被覆が破損・損傷している状態で、そこから電気が漏れています。
もし、この部分に触れてしまうと感電してしまいます。

絶縁被覆も経年劣化により固くなり、ひび割れしたりと劣化が激しくなります。
このように外部で使用する電気材料は特に注意が必要です。

家庭内でも古くなったケーブルや電線は取り換えが必要です。
室内に於いても、湿気・埃・コードの折れ曲がり等で感電や漏電や火災の原因になります。

電気火災は全国で毎年4.000件ほど起こっています。
火災原因の中でも他の火災原因が減っていく中で、平成6年以降唯一増加傾向にあります。
たかがケーブルと油断してはいけません。
このケーブルもオーナー様には交換して頂くようご提案致します。

おわりに

太陽光発電パネルを設置する際には、既設電気設備の内容や状態を充分に把握し設計・施工する事が重要です。
電機だけでは無く、屋根にパネルを設置する際も屋根の状態を把握し、異常があればオーナー様に報告し適切な処置を提案いたします。

弊社は、屋根工事から事業をスタートしていますので、屋根の点検は得意分野です。
パネルを設置してから十数年耐えれる状態でないと雨漏りの原因となってしまいます。 パネルの設置前に危険な箇所は修理の対象として報告します。

今回のように電気部分も建物には重要な箇所です。
マンションのように集合住宅においては電気系統も多く複雑です。
何かあれば住民の皆様に不便な思いをさせてしまい、最悪の場合には火災の原因にもなり得ます。

普段、なかなか目にする事もないので、この機会にきっちりと点検します。

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