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2015年8月24~25日にかけて主に九州地方を襲った大型の台風15号。電柱や街路樹
などがなぎ倒されたほか、多くの家屋や施設に被害が出ました。
そんな中、太陽光発電所が転倒したり崩壊している写真画像がインターネットでも多く拡散されました。
※イメージ画像 出典:一般者社団法人資源エネルギー再生支援協会
こういった画像の出回りなども影響し、今回のことから太陽光発電のリスクがあらわになったという声もあります。ですが、本当にすべての太陽光発電設備が危険なのでしょうか。
台風から見えてきた太陽光のリスクとサポートについて、全3回に亘ってお送りいたします。
はじめに、私たち『太陽光設置お任せ隊』は九州での施工も行っておりますが、これら含め当社が全国で施工した設備において、今回の台風による被害報告はゼロでした。
ニュースやインターネットの情報を見て不安になった事業主様も多いと思いますが、報じられたような例はほんの一例です。実際はほとんどの発電所がいままでと変わらず安定的に発電を続けているのです。
では、どういった設備の場合、自然災害へのリスクが高いのでしょうか。
それは、第一に施工力に起因しています。ずさんな工事が行われているシステムの場合、今回のような大きな自然災害が起こった際に工事のもろさが表面化してしまうのです。
また、そのようなずさんな工事を行う業者に限って、保証の内容も不安なものが多いのも現実です。
ですから、優良とは評しがたい業者に施工を依頼してしまった場合、大型台風などが襲った際には相当ひどい倒壊・崩壊が起こることは容易に予想され、さらに、その状況で保証がしっかり下りないということにもなってしまうなど、ダブルパンチ状態となってしまうのです。
※保証の詳細については、連載第2回にてお伝えする予定です。
一方で、先ほども述べたようにほとんどの太陽光設備は台風の後も正常に運転を続けていますし、私たちが施工した設備にも被害報告は出ておりません。
今回のような大きな台風においても、当社の設置した設備がしっかりと安全性を保つことが出来た理由をご紹介します。
私たちは「土地・地盤調査」を必須としております。地盤の固さにより適切な基礎は異なります。どんなに価格が安くて検討していただきやすい基礎であっても、その土地や地盤に適していない基礎のおすすめは行っておりません。
設置条件を調査し、リスクが高いと判断された場合にはしっかりとご依頼者様に説明を行い、おすすめ出来ない旨をお伝えするように徹底しています。
基礎には種類があり、先程も少しご説明しましたが、基礎に関しては土地条件ごとに適正なものが異なります。
「どれが優れている」ということではなく、適正かどうかで判断するのが大切です。基礎を選ぶ際に重要なのは地盤条件なのですが、仮に弱い地盤であっても最適な基礎を作ることが出来れば被害を最小限に抑えることが可能なのです。
『太陽光設置お任せ隊』では、この度新たに「プラベースモールド」という基礎の取り扱いも開始いたしました。プラベースモールドは野立て太陽光発電システム用の基礎として開発された製品です。
沈下、引き抜きに強く、簡単に施工が出来るうえローコーストですので、大変注目されています。
※出典:一般者社団法人資源エネルギー再生支援協会
「売電価格も下がっているし、できるだけコストは削減したい」という事業主様のお考えは当然のことだと思います。だからといって、安全性までカットするわけにはいきません。
私たち『太陽光設置お任せ隊』は、そんな事業主様の不安が少しでも解消されるように、安さも品質も両立できるよう日々努力しております。
自然災害の多い日本。少しでも価格を抑えながら、高品質で安全な設備を導入したい方は、私たちにお任せ下さい!
※第2回では、自然災害に対する備えについてお伝えする予定です。
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